自分のことは誰が決める?

「お昼ご飯はこれを食べようかな。」
「今度の休みはどこへ行こうかな。」
「習い事、そろそろやめようかな。」
「この人と結婚しようかな」

大人になると、
日々の些細なことから
人生を左右する大きな出来事まで、
毎日何かを決定しながら生きています。

それは、大変なことではあるけれど、
自分の人生を生きている
ということでもあると思います。

一方、子どもたちはどうでしょうか。

おもちゃを買うとき
おやつを食べるとき
通う学校を決めるとき
習い事をするとき

何を買うのか
何を食べるのか
どこに通うのか
何を習うのか

誰がどのように決めていますか?

親子で話し合って。
子どもの意見を尊重して。
親の一存で。
などなど

その時々で違うかもしれません。

それに、子どもが何歳なのかによっても変わると思います。

赤ちゃんのうちは、
着るものから食べ物
どこに行くかも全て親が決めます。

子どもが大きくなってくると、
子どもの中で好みや望みが出てきます。

その時、すべてを親が決め続けていたら
どのように育つでしょうか。

食べるときも
着る服も
やることも
趣味でさえ

常に親が良し悪しを判断して、

ある日、
もう大人だから
あなたも自分で生活しなさいと言われても、
一人で生きていけるでしょうか。

私たち大人が子どもを育てるとき、
子どもが大人になって、
自律的に生きていけることが
一つの目標になると思います。

子どもが大人になったとき、
自分の意思を持ち、
自分の決断自分の人生を生きていく

そのために、子どものうちから少しずつ、
(もちろん、年齢や内容にもよりますが)
子どもが自分で自分のことを決められる機会を
持てると良いなと思います。

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