子どもにイラッとしたときの思考

前回は、
『子どもにイラッとしたときの対処法』
をお伝えしました。

今回は、
イラッとしたとき、自分の頭の中で
何が起きているのかを考えたいと思います。

子どもが何かしたときに、
あまり怒らずに済む冷静な時
カッと感情的になってしまう時
沸き上がる感情が
違うときはありませんか?

要素は色々あると思いますが、
その中の一つとして、
自分の中の理想と現実のギャップ
あることが考えられます。

子どもがコップを倒したときを例に挙げると、

理想→ジュースを飲み終えてコップを片付ける

現実→ジュースがこぼれて拭き掃除をしなければならない

理想と現実の間にギャップが生まれ、
片付けるという手間が発生します。

ジュースをこぼして欲しくないから、
前もって「気をつけてね」と
注意していたのにも関わらず、子どもがコップを倒したとき、

理想→私の言ったことを守って、子どもがジュースをこぼさず飲む

現実→私が折角言ったのに、子どもがジュースをこぼした

ここでも理想と現実の間にギャップが生まれ、
イライラするという現象が起きやすくなります。

 

理想というのは、自分の
こうあって欲しい
こうであるべき
などの個人的価値観社会的常識だったりします。

それ自体は良い悪いではありません。
だれもが持っているものであり、
生きていくには必要なものです。

ただ、
こちら側から見たら、
あたり前に出来ること
正しいこと
だったりしても、

子ども側からみると
難しいこと
必要性を感じないこと
ということもある
ということです。

子どもは生まれてまだ○年、
(当然自分より人生経験は短い)
できなくても当然(しょうがない)かも。

そう考えると、
少しこころに余裕が生まれるかも
しれません。

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