子育てをしていると、
子どもから
「あれやりたい」
「これはやだ」
と押し切られたり、
ママの言うことを知らんぷり
なんてこと、ありませんか?
これは、
子どもが親を試しているんです。
もちろん、子どもは無意識にやっています。
ママは、ここまでやっても怒らないな。
結局、自分の言うことを聞いてくれるな。
そうやって力関係を図っています。
大人の世界でもありますよね。
あの人は嫌と言わないから頼みやすい
とか、
この人と話す時は緊張するな
など、
だから、親は気をつける必要があります。
家庭のルールをしっかりと作り
それを守らせる。
例外を設けるときは、その理由を説明できる。
これは厳しくすれば良いと言っている訳ではありません。
理由は、
「ママは今日いつもより忙しかったから」
「◯◯ちゃん(子ども)が
普段会えないお友達と遊んでいるから」
些細なことでかまいません。
ただ、
例外は特別であって、
普段のルールはしっかりと守らせる。
今回は特別だという理由を説明できる。
なあなあにせず、その後は、またルールを守らせる。
これはママにとっては
かなり労力のいることです。
でも、
小さいうちから
しっかりと続けていけば
子どもは、
自分のわがままを親は聞かない。
けれど、正当な理由があれば
例外を認めてくれる
ことを理解します。
だから、私たちも
むやみやたらに権力を振りかざすのではなく、
正しい思考、判断力を持つ必要があります。
本に書かれていることが全て正しいわけでもなく、
専門家が話していることが全て正しいわけでもなく、
今の世論が全て正しいわけでもない。
たくさんある情報の中で、
何が「自分にとって」より正しいのかを
自分で見極める必要があります。
自分の人生と子どもの人生に責任を持つのは
あなた自身なのです。
だから、物事を判断するための、
自分がかけているメガネが曇っていたり、
色がついたメガネにならないよう
クリアにする努力も必要です。
この努力は自分の人間性を養うということでもあり、
一生をかけて行なっていくことです。
学生の頃のような勉強ではないけれど、
人生は一生学びなのだと思います。